堀口が念願の修斗世界フェザー級王座を獲得
プロフェッショナル修斗公式戦2013年第2戦が16日、水道橋の後楽園ホールで開催された。
この日は世界フェザー級と環太平洋ライト級のダブルチャンピオンシップが行われ、KRAZY BEEの堀口恭司と矢地祐介が勝利を収めた。
注目のフェザー級戦では堀口恭司が王者・扇久保博正を2R 1分35秒、スリーパーホールドで破り、悲願の世界王座を獲得した。グラウンドに持ち込みたい扇久保のしつこいタックルに手を焼く場面もあったが、タックルをしのいでのパウンドで相手のスタミナを削る。フィニッシュはタックルで追いかける扇久保をフットワークで交わすと、バックに回りスリーパーホールドで仕留めた。KRAZY BEEにとっては初めての修斗世界王座獲得となった。
セミファイナルの環太平洋ライト級戦では矢地祐介が星野勇二を3−0の判定で下し初防衛を果たした。
また昨年9月以来の参戦となった宇野薫は1R4分10秒、スリーパーホールドでキム・キュハを破り、2011年5月の西浦“ウィッキー”聡生戦以来の勝利を飾った。
フェザー級のサバイバルマッチとなった井上学vs山本賢治の一戦は、山本が3−0の判定ながら井上を圧倒。堀口を追い詰め、佐々木憂流迦と引き分けた実力者の井上を破ったことで、今後トップ戦線に絡んでくることは確実。熱いフェザー級にまた一人新たな選手が加わった。