福山雅治、最新主演作『そして父になる』カンヌ出品決定!
是枝裕和監督の最新作で、福山雅治が主演する映画『そして父になる』が、第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されることが18日、発表された。
同作は、6年間育てた息子が実は病院で取り違えられた他人の子だと分かった、ある2組の家族の物語。福山は本作で初の父親役に挑む。
2004年の『誰も知らない』以来、9年ぶり3回目のコンペティション部門出品となる是枝監督は「生まれたばかりのこの映画がどんなふうにあの場所で受け止められるのか? カンヌを出発点にどこまで遠く世界を旅できるのか? 今は期待と不安と半々ですが、福山さんはじめ、スタッフキャストと一緒にその一歩目をきちんと見届けたい」とコメント。
主演の福山は「情けないことに、自分という人間はキャパシティーを超えたことが起こると逆にピンとこないものなんだな、と妙な実感をしております(笑)」と、驚きと喜びの気持ちをユーモアたっぷりにコメント。また、映画祭のタイミングは連続ドラマの撮影中とのことだが「俳優人生においてこんな大舞台に行ける機会は二度とないかもしれない、という思いで何とか調整して晴れの舞台に立ってみたいです」と、カンヌ参加に意欲を見せている。
第66回カンヌ国際映画祭は5月15日から26日まで開催。本年度の審査委員長にスティーヴン・スピルバーグが決定したことも注目を集めている。
『そして父になる』
10月5日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー(ギャガ配給)
(C)2013『そして父になる』製作委員会