佐藤浩市「三國連太郎に教えられた気がします」

 14日に死去した俳優、三國連太郎(みくに・れんたろう、本名・佐藤政雄=さとう・まさお)さん(享年90)の葬儀・告別式が17日、静岡・沼津市の自宅で営まれた。

 長男・佐藤浩市は、16日の通夜に参列しなかったことについて「(参列することが)故人の遺志に沿うとは思えなかったので、(ドラマの)撮影に参加しました」と、仕事を優先させることが父への手向けだったことを吐露。続けて「もう一度現場に立ちたいとどれだけ思っていたか…」と父の無念を代弁、「そう思うと『お前、今日のことを思い出してみろ。そうしたら雑な芝居も、不遜な芝居もできないだろう』と三國が言っているような気がしました。最後にまた、三國連太郎に教えられた気がします」と語った。