江戸瓦版的落語案内 その2

Rakugo guidance of TOKYOHEADLINE

落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。まずは、寄席や噺の中で使われるさまざまな用語を解説する「らくごのいろは編」。

【へ】へっつい
 かまどのこと。演目:「へっつい幽霊」

【と】とり
 寄席やホール落語行われる興行の総責任者。夜の部と昼の部のそれぞれの最後に登場する噺家のこと。昔はトリが全出演者の報酬をいったん「取って」、そこからさら出演者に配分したので、トリと呼ばれるようになった。「主任」とも言われる。

【ち】猪牙舟(ちょきぶね)
 江戸で造られた先の尖った屋根のない細長い舟。結構なスピードで進む。漁や舟遊びのほか、隅田川を上下し、吉原通いにも使われた。

【り】悋気(りんき)
 嫉妬、やきもち。嫉妬の対象はさまざまだが、悋気の場合は男女間に使われる。落語では女性がやきもちを焼く演目になっている。演目:「悋気の独楽」、「悋気の火の玉」

【ぬ】抜け雀(ぬけすずめ)/噺解説
 小田原宿の旅籠に泊まった一文無しの絵師。朝昼晩に一升の酒を飲み滞在するも宿代が払えない。宿賃の代わりに衝立に5羽の雀の絵を書き、自分が戻るまでその絵を売るなと言い旅立ってしまった。翌朝、宿屋の主人が雨戸を開けると雀が飛び出し、しばらくすると絵の中へぴったりおさまった。それが評判になり、宿屋は連日の大盛況。そんな時ひとりの老人が宿泊し、雀が止まって休めるように、鳥かごと止まり木を描いた。旅から戻った男、その絵を見て自分の親が止まり木を描き足したことを悟り、親不孝を嘆いた。それを聞いた宿の主人「なぜ?」「親をカゴカキにしてしまった」。
 サゲ(オチ)がわかりにくいが、昔は駕籠を担ぐ駕籠かきはあまりいい職業だと思われてなく、また体力のいる仕事を親にさせるのは親不孝だと言われていた。

【る】留守(るす)
 留守宅でのドタバタも噺の題材に。小間物屋政談、紙入れ、締め込み、金明竹など。

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