夏のスマホは厳選主義

2013年 夏 各社が新ラインアップを発表!

 携帯電話各社が今年夏の新機種のラインアップを発表した。新機種のほどんどがスマートフォンで、スマホの浸透を決定づけている。各社のラインアップに共通するのが「厳選」というキーワードだ。

ソフトバンク フルセグ対応
 ソフトバンクモバイルは6機種のスマホを投入。なかでも注目されているのが、業界初となるフルセグ対応スマホ「AQ
UOS PHONE Xx(ダブルエックス)」と「ARROWS A(エース)」だ。実際に試聴してみると、ワンセグと比べ、格段に映像が滑らかで美しくなっていて、ワンセグでは見にくいこともあったテロップもシャープではっきり。まさに手のひらの上で見るテレビといった感覚だ。ともに高精彩な大画面5.0インチフルHD液晶を搭載し、映像や動画、ゲームなどを美映像で楽しめることは間違いなし。さらにどちらも2日以上持つ大容量バッテリーと、それぞれの省電力システムを搭載。電池切れの心配もなく、安心して使用できそうだ。

ドコモ 厳選スマホの2トップ
 NTTドコモが投入するスマホは10機種。そのなかでも、「自信を持ってお勧めするドコモの2トップ」(加藤薫社長)と位置付けるのが「GALAXY S4」と「XPERIA A(エース)」だ。ともにあらゆる観点からハイエンドだが、ギャラクシーは、画面を触らなくても操作が可能になったり、動画から視線を外すと再生が一時停止するなど新感覚の操作が新鮮。エクスぺリアはシャッターキーを押すと起動するクイック起動で撮りたい瞬間を逃さないなど使い勝手が良さそうだ。

au 使いこなすを実現する新機種
 KDDIのテーマは「使いこなす」を実現する商品。エンターテインメントとして、生活を便利にする機能としてのスマホを提案する。投入するのは厳選のハイスペック4機種。注目は「HTC J One」。新しいホーム画面では自分だけの最新情報を確認できるほか、フロントに配置したアンプ内蔵のステレオスピーカーなどユニークだ。