見て、触れて、体験して。 夏のお出かけはココ！

話題のダイオウイカも展示　深海の神秘を体感

　生きたダイオウイカの姿の撮影に初めて成功、16.8%の高視聴率を記録した注目の海洋科学ドキュメンタリー「NHKスペシャル　世界初撮影！深海の超巨大イカ」が放送されるや巻き起こったダイオウイカブーム。6月にはDVDが発売されたほか、8月には映画化も決定。

　そんな中、ダイオウイカの全身が展示される特別展「深海〜挑戦の歩みと驚異の生き物たち〜」が10月6日まで、東京・上野の国立科学博物館で開催中だ。日本近海で採取された全長約5ｍのダイオウイカの標本のほか、約380点もの深海生物の標本を展示。私たちが決して見る事のない深海の生き物たち。過酷な環境の中、それぞれ独自の進化を遂げた多種多様の生物たちの姿は圧巻だ。生き延び続けるために、巨大化するもの、光るもの、姿を隠すものなど、さまざまな要因に適応すべく、姿を変えてきた深海の生物たちから、いまだ謎だらけだといわれている深海の神秘に迫る。

　また、現在世界一周深海研究航海プロジェクトに挑戦している有人潜水調査船「しんかい6500」や、ダイオウイカをエサにしているマッコウクジラの原寸大の模型も展示。さらに、2012年に世界で初めて、深海での動画撮影に成功した「ダイオウイカ」をはじめこれまで撮影されてきた深海の生き物たちが迫力の映像で楽しめる「深海シアター」など、そこはまさに深海の世界。人類未踏の深い深い海の下で、ひっそりと生き続けてきた生物たちと海中散歩気分を味わおう。

特別展 深海【期間】10月6日（日）まで【時間】9〜17時　※金曜日は20時まで。入館は各閉館時刻の30分前まで【休館日】9月2日（月）、9日（月）、17日（火）、24日（火）、30日（月）【会場】国立科学博物館（東京・上野公園）【入場料】一般・大学生　1500円（1300円）、小・中・高校生600円（500円）※（ ）内は前売りおよび20名以上の団体料金【URL】http://deep-sea.jp/

重力体感型の新感覚遊園地が豊洲に出現！

　昨年有明で開催され好評を博した夏期限定の遊園地が今年は豊洲に登場！　ゆりかもめ新豊洲駅徒歩1分の立地に、重力を体感できるさまざまなアトラクションを有す『豊洲そらスタジオ』がそれ。ゆりかもめの駅とほぼ同じ高さの空を100m以上滑空する「ジップライン」や4階建てマンションの高さに相当する地上11mから飛び降りる「ブレイブジャンプ」、垂直の岩を腕と足だけで登る「ウォールクライマー」など、楽しくてドキドキハラハラのアトラクションが満載。

　またフードコートでは、バイキングや炭火焼きジンギスカン、パエリアなどメニューも豊富。ちなみに、水遊びができるアトラクションのほか、冷房の効いた休憩所も完備されていて、熱中症対策もバッチリだ。

『豊洲そらスタジオ』【開催時期】9月1日（日）まで【開催時間】10〜18時　※金・土のみ18時30分〜21時までビアガーデン営業【会場】江東区豊洲6-9-9 特設会場【料金】アトラクション乗り放題チケット（1日）大人フリーパス4800円、子どもフリーパス3800円／入場のみ 大人1500円、子ども1000円　※いずれも税込。当日券。大人は中学生上、子どもは小学生。前売り、アトラクション単品購入チケットあり【URL】http://www.sorastudio.jp/