EXILE、劇団EXILEメンバーを中心にダブルキャストで競演 伝説の舞台「あたっくNo.1」再び!

 2001年の初演以来、再演の度にファンを増やしてきた「あたっくNo.1」。今回はEXILEから出演経験のあるKENCHI、NAOTO、NAOKIに加え、三代目J Soul Brothersから山下健二郎、岩田剛典の2人のパフォーマーが参加。劇団EXILEメンバーも全員集結し、AチームとBチームのダブルキャストで上演される。

 作・演出の樫田正剛が潜水艦乗りだった叔父の艦内で書いた日記をもとに作った同作品は、若者たちの友情や葛藤を描いた群像劇。第二次世界大戦直前に太平洋を極秘任務で航行していた潜水艦の中で繰り広げられる物語は、その人間関係だけではなく、戦争のむごさや理不尽さ、また日本が歩んできた歴史から、未来への希望も見える作品だ。

 潜水艦乗りは、海軍の中でも人気がなく、戦術といえば、相手に気づかれないように魚雷を発射するくらい。そんな常に隠密行動を行う潜水艦の作戦行動のせいで、その戦果や華々しさなどは後世に伝えられることなく、歴史の闇に葬られてきた。しかし、その帰らざる乗組員たちの叫びを、今回の出演者たちはしっかりと心に受け止め、大勢の人に届けるべく、連日熱い稽古を行っている。

 若者たちが心に持つ純粋な感情やそれと相反する葛藤などを、ストレートに表現できる熱い役者たちが見せる渾身の舞台は8月23日に初日を迎える。

二人へのインタビュー記事はこちらhttp://www.tokyoheadline.com/vol598/interview.12789.php