ザックジャパンがウルグアイに完敗
サッカーの国際親善試合「キリンチャレンジカップ2013」日本—ウルグアイ戦が14日、宮城県の宮城スタジアムで行われ、日本は2−4で敗れた。
前半27分、左サイドで吉田を振り切ったスアレスが中央のフォルランに折り返したパスをフォルランが無人のゴールに流し込み、ウルグアイが先制。その2分後にはペナルティーエリア付近で得たFKをフォルランがゴール右隅に2点目のゴールを決めた。
後半7分にはマキシミリアーノ・ペレイラの低いクロスに対応した吉田のクリアが小さく、フリーとなっていたスアレスの足元に。スアレスがなんなくシュートを決め3−0と突き放す。
吉田は後半11分に伊野波と交代した。
ウルグアイは後半13分にも、左サイドでパスをつなぎ、GKの川島が飛び出したところでロドリゲスが浮き球のクロスを右サイドへ。ゴンザレスがヘッドで4点目をあげた。
日本は後半9分に左サイドでボールを持った遠藤が中央の本田へパス。本田はダイレクトで香川へ浮き球のパスを送ると相手DFとGKが交錯。香川が無人のゴールへ押し込んだ。後半27分には本田がFKを直接ゴール右上に決め2点目を奪ったが、2−4で敗れた。
この日は東アジアカップで活躍した柿谷がワントップで先発。得点こそ取れなかったものの、本田、香川、岡崎といった海外組とのコンビネーションも上々で今後に期待を持たせた。同じく国内組の新戦力、豊田と山口も途中出場。山口は右サイドの本田にロングパスを通すなど、視野の広さをアピールした。
攻撃陣は今後に期待を持たせる動きを見せたが、コンフェデレーションズ・カップから続く守備の崩壊は解消されていない。
戦術の見直し、もしくは選手の入れ替えといった大ナタを振るう時が来たのかもしれない。