嵐が国立競技場改修前のラストライブ
人気グループの嵐が9月21日、国立競技場で前人未到の6年連続となる単独ライブを行い、7万人を熱狂させた。松本潤が「会いたかったぜ、国立! 宣誓、今から俺たちは7万人を幸せにします。ついてこいよ!!」と叫ぶと、ファン投票による人気曲を中心とした全35曲を次々にパフォーマンスした。
2020年東京五輪に向け、来夏から改修工事が行われるため、現在の国立競技場で開催されるラストライブ。櫻井翔が「僕らが聖地と呼んでいいのか分からないけど、聖火台を6年間見ながらやってきた。7年後に何らかの形で参加できたら」と五輪へのつながりに思いをはせた。
ライブではレーザー装置を操る松本が、光線を大型スクリーンに当てると五輪のマークが浮かび、聖火台に当てると火がともる演出もあった。観賞していた日本オリンピック委員会の竹田恒和会長や、メンバーと親交のある柔道の野村忠宏、水泳の北島康介ら五輪戦士を感動させていた。