日本一知名度のない県”群馬”が大ブレイクの予感!?
群馬県と聞いて何を思い浮かべるか? こんにゃくやネギを思い浮かべてもらえればまだマシなほう。2012年都道府県魅力度ランキング47位という不名誉な称号を与えられ、もはや印象すらないのでは…。そんな状況に、ある意味オイシイと立ち上がったのが、北村ヂン&群馬県地位向上委員会の面々。
「群馬は魅力度ランキングでも常に下位のほうですし、群馬といえば!とパッと思い浮かぶものもない。ちょっと考えたら、温泉とかだるまとかからっ風なんてワードも出てくるけど、それにしても地味。しかし、群馬って実はすごい県なんだっていうことを、ぜひ全国の方に伝えたくて、こんなピンポイントな本を発行しました。ここに書いていることは、群馬を知らない人には目からウロコの情報ですし、群馬県人にとっては、あるあるネタですから、群馬に関係ある人もない人も楽しめます」
魅力はたくさんあるものの、イマイチ群馬が全国区になれないのは県民性ゆえ。
「実は群馬は、戦後最多となる4人の総理大臣を出したり、大企業の創業の地だったりするんですが、なかなかそれをアピールできないんです。しかも小さいころから上毛かるたで、群馬の知識をすり込まれているものの、戦後すぐに作られたかるたなので、情報が古いんですね。アップデートされていない(笑)。そこがなかなか新しいものを広めようという動きにならないんです」
他県の人が知らないだけで、群馬には楽しいスポットがいっぱいだとか。
「温泉も有名なのは草津や伊香保ですが、尻焼やガラメキ温泉といった秘湯もたくさんあります。あとは、なんといっても大泉町。そこはまさにブラジルで、わざわざ海外に行かなくても異国情緒が味わえます。あとは水上のラフティングをはじめとするアウトドアアトラクション。サブカル好きには、ダムや工場など産業構造物もたくさんあります。ぜひ、一度群馬に来てみて下さい。その前に、この本で予習するとさらに楽しめますよ(笑)」