天皇杯サッカー準々決勝は大分の意地に注目!?
2015年度の天皇杯の決勝が2014年12月13日に日産スタジアムで開催されることが11月14日に開催された日本サッカー協会理事会で決まった。
天皇杯の決勝といえば、「元旦の国立競技場」としてサッカーファンのみならず正月の風物詩として定着していたのだが、国立競技場の改修と2015年のアジアカップが1月9日に開幕するといった事情も重なって、開催場所と日程が変更となった。以降の日程についてはまだ白紙とのことなので、決勝が元旦に戻ってくるかどうかはまだ分からない。ひょっとしたら今回の決勝が最後の元旦開催となる可能性もある。
元旦の国立のピッチに立つというのは日本のサッカー選手にとってはひとつのステイタスでもあった。そんな特別な場所に立つ可能性を持っている8チームで22日に準々決勝が行われる。カードは「大分−横浜M」(A)、「鳥栖−川崎F」(B)、「仙台−FC東京」(C)、「広島−甲府」(D)。29日の準決勝は「AとBの勝者」「CとDの勝者」が対戦する。
天皇杯は一発勝負のトーナメントということもあって数々の番狂わせのドラマを提供してきた。そんな観点からすると準々決勝の4試合の中で、最も興味深いのが大分−横浜Mの一戦だ。
今季4年ぶりにJ1に戻ってきたものの1年で降格となる大分。チーム力からみれば横浜Mの有利は動かない。しかし今シーズンは散々な結果となってしまった大分だが、横浜Mとは1−1と0−1で1敗1分け。一発勝負なら結果はどう転ぶか分からない。
果たして昨年のガンバ大阪に続き、降格決定チームの決勝進出はなるのか!?