1・12格闘技の聖地でキックの大一番が実現!
1月12日、“格闘技の聖地”東京・後楽園ホールで団体の枠を越えたキックボクシングのビッグマッチが実現!
ムエタイのメッカであるタイと日本を行き来しながら活躍中の志朗(20=治政館/BEWELL)が、K−1甲子園出身の宮元啓介(21=橋本道場)と激突する。
中学卒業後、単身タイに渡り、スラム街にあるジムでムエタイのスキルを磨いた志朗の実力は折り紙付き。8月には東京でパヤック・カムロン(20=タイ)を僅差ながらも判定で破り、ランシットスタジアム認定インターナショナル・バンタム級王座を奪取したばかりだ。
対照的に宮元はプロデビュー後に9連勝をマーク。その勢いでWBCムエタイ日本スーパーバンタム級王座とイノヴェーション同級王座を奪取した、若き二冠王だ。この一戦に向け、現在は日本で調整する志朗は勝ったら一気に有名になるチャンスと不敵な笑みを浮かべる。
「日本では宮元選手のほうがネームバリューは高いので、モチベーションは上がる一方です。それにこのクラスでは実力的にもトップレベル。宮元選手がどのくらい強いのか、実際に肌で感じてみたい」
一方、今夏初めてタイでの武者修行を試みた宮元もやる気満々だ。
「志朗選手はガツガツ来るタイプ。今回も向こうがやる気なら、こっちも打ち合いたい」。
(布施鋼治)