「日本のファンの前でプレーできると思うと興奮しちゃうわ」 ダイアン・バーチ
高い歌唱力とファッション性で人気を集める、米シンガーソングライターのダイアン・バーチ。先日リリースした、セカンドアルバム『スピーク・ア・リトル・ラウダー』を携え、3月ビルボードライブ東京で来日公演を行う。
最新作は、「一言でいうなら、“進化”のアルバム」だという。
「ファーストアルバム(『バイブル・ベルト』2009年)では私のクリエイティビティのほんの一部を表現することしかできなかったから、そこから旅立ちたかった。私は、クラシックポップのソングライターや、ディスコ、ニューウェーブ、アダルトコンテンポラリーバンドなど80年代の音楽から影響を受けているので、そういった音楽からもらった感情だとかエネルギーをを持つ楽曲を作りたかった」
「大人であることを理解するためのクエストから大いに影響を受けた」と本人。制作中に大切にしたのは「自身のビジョンと戦うこと」。
「制作のプロセスでは、心が折れるようなこともあったし、創作の上で迷うこともあった。私のビジョンをみんなに理解してもらうというチャレンジもあったし……、大変なことばかりだった。なかでも、父の急逝は、一番つらかったこと。それでも父は、私がすがることができる輝かしい光を残していってくれた」
来日公演では、彼女が魂を込めた楽曲を聞けそうだ。
「前回日本でショーをしたとき、すごく楽しかったの。ライブの後、10分間も拍手が鳴りやまなかったのよ! クレイジーだわ(笑)。今回のショーは、フルバンドのセットで、最新アルバムの曲をメインにファーストアルバムの曲もプレーする予定。日本のファンは大好きだから、演奏できる限りの楽曲を詰め込むつもりよ! 日本は地球上で大好きな場所のひとつ。日本のファンの前でプレーできると思うと興奮しちゃうわ!」