『第37回日本アカデミー賞』今年も華やかな顔触れ!
その年、日本で公開された優れた映画を表彰する『第37回日本アカデミー賞』の授賞式が7日、都内にて行われ、石井裕也監督作『舟を編む』が作品賞、監督賞、主演男優賞など最優秀賞6冠に輝いた。
アカデミー賞といえば、豪華な映画人たちが一斉に集う映画の祭典。注目はやはり、華麗な女優たちのファッションだ。黒のスーツと赤いルージュでマニッシュに決めたファッションで目を引いたのが、最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞をW受賞した真木よう子。上戸彩は主演作『武士の献立』にふさわしく着物姿で、宮崎あおいはエスニック柄のドレス、『そして父になる』『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』の尾野真千子は、背中が大胆に開いたセクシーな白のタイトドレスで登場。結膜炎で眼帯を付けた蒼井優は黒を基調としたシースルーのドレス。話題賞のプレゼンター・大島優子はパステルカラーの肩だしドレス。新人俳優賞の壇蜜は、淡い色のシースルードレスで上品かつセクシーに登場。『おしん』主演の子役・濱田ここねの着物姿にも会場から「かわいい」と声援が上がっていた。
ちなみに今年は、西田敏行と樹木希林という大御所ペアが司会を担当。オダギリジョーの奇抜ファッションに樹木が斬り込んだり、最優秀主演男優賞に輝いた松田龍平に西田が「無口だから、コメントしてくれるかな」とぼやいたり、マイペースな大御所2人による受賞者インタビューが会場を多いに沸かせていた。