ベン・スティラ-が絶賛! 「オカムラさん、サイコー」
映画『LIFE!』(19日公開)のジャパンプレミアが17日、都内で行われ、主演し監督も努める米俳優のベン・スティラーと、日本語吹き替え版で主演を担当した岡村隆史が出席した。2人は握手を交わすと、「オカムラさん、サイコー!」「ベンさん、サイコー!」と、互いを称えあった。
日本語吹き替え版で、スティラー演じる主人公ウォルターの声を担当した岡村は「ブースに6~7時間入ってやりました。ベンさんの口にあわせてできず、一歩も動かずにやった」と振り返り、「声優は専門家のやることだと思いました。やりたいってやるもんじゃない」と、苦笑い。とはいえ、イベントが佳境を迎えて場が暖まってくると、映画監督としても活躍するスティラーにハリウッドデビューしたいと直談判。スティラーは「今、『ナイトミュージアム3』をバンクーバーで撮影しているのですが、その吹き替えもやってもらえないですか?」と、ビッグなオファー。岡村は大喜びだったが、さらに「映画で妖怪を演じたことがあるので、『ナイト~』にでられないか?」と更にお願い。スティラーの「明日(18日)、バンクーバーに帰るので一緒に行けるなら......明日の予定は?」と聞かれ、「......予定はないです」と、及び腰ながらも前向きだった。
映画は、不器用で空想癖のある主人公があることをきっかけに壮大な旅に出ることで展開する物語。スティラーは、「この映画を製作することは、僕自身にとって、個人的な旅に出るようなものだった」と語り、「見ていただく皆さんとどこかでつながり、楽しんでもらえれば」と、話した。