オダギリジョーが再び深夜に!「もっと遅い枠あった」
オダギリジョー主演の新ドラマ『リバースエッジ 大川端探偵社』(テレビ東京、金曜深夜0時12分)の完成披露試写会が15日、ドラマの舞台となっている浅草・観音裏にある雷5656会館で行われた。会見には、オダギリほか、石橋蓮司、小泉麻耶の主要キャスト、そして脚本・演出を手掛ける大根仁監督も出席した。
「こういったところで会見をしたことがないので楽しくなれば」という、オダギリのあいさつでスタートした会見は、和気藹々といった雰囲気だった。キャストそれぞれが、役作りや現場でのエピソードなどのトークを重ねていくうちに、オダギリの口も滑らかに。招待客からこのドラマがさまざまな実験が行われる深夜帯のドラマであることについて聞かれ、「いろんな仕事をしてきたなかで、深夜枠のドラマが好きで、そこばっかりやってた時もある(テレビ朝日系列の深夜ドラマ枠)。それよりも、遅い時間枠があったことに気づいたんです。やりたいな、と思っていたところにお話をいただいて、ぜひ!と思った」と、出演の経緯を説明した。原作を読んで臨み、「原作の村木(オダギリが演じる役)像を壊さないように、パーマを大きくかけたり、クタクタのスーツを着たり、仏頂面だったり。極力、芝居をしないようにしています」と、話した。
会見では、ドラマの見どころについての質問が出るも、オダギリや石橋が、アーティストのEGO-WRAPPIN'が登場するオープニングを猛プッシュ。大根監督は「ドラマのことを......」と、苦笑いだった。
ドラマは、『週刊漫画ゴラク』で連載中の同名のコミックが原作。石橋演じる探偵社所長が構える大川端探偵社には、一癖も二癖ある依頼者から舞い込んでくる。オダギリ演じる調査員村木はその案件をさまざまな手法と足を使って調査する。第1回目は、ヤクザの組長が依頼主。組長は、死ぬ前にあるワンタンを食べたいという。
今後は、深夜枠ならではのセクシーなエピソードや、感動のエピソード、大根監督いわく「日本の役者の最高齢のアクション」が見られるもの、さらにはドラマオリジナルの回もあるという。
18日スタート。