綾野&前田 初めての蜷川舞台に闘志

 蜷川幸雄が演出する舞台『太陽 2068』の製作発表が23日、都内で行われ、主演の綾野剛を始め、成宮寛貴、前田敦子らが登壇した。蜷川舞台に初出演、そして初主演を務める綾野は、「面白がってもらって、おもちゃのように扱ってほしい、そのほうが……」と、ニヤリと笑った。

 本作はまた、前田敦子が舞台デビューを果たすことでも話題。前田は「蜷川さんにお会いしたときに、違う世界に連れて行ってほしいなと純粋に思うことができました。これからどんなふうに変わっていくというか、何かを見つけられるのか、すごく楽しみ」と、前のめりだった。

 蜷川舞台初出演の2人に対し、成宮は7年ぶりに蜷川舞台に挑戦。アドバイスを求められると「蜷川さんのそばに固いものを置かないようにスタッフさんに言っておく(笑)」と話した。

 舞台は、優れた能力を持つものの太陽光の下では活動できない人間と普通の人間で二分された社会を舞台に、人々の対立や交流を描く、SFタッチなストーリー。7月7日〜8月3日まで、Bunkamuraシアターコクーンにて上演。