差別的な横断幕持ち込み禁止
サッカーのJリーグは22日の理事会で、試合運営管理規定の改定を承認し、スタジアムへの持ち込み禁止物として、新たに差別的、侮辱的内容・表現を含む横断幕や印刷物などを加えた。J1浦和サポーターが差別的内容の横断幕をスタジアムに掲げた問題を受け、快適な観戦環境を構築するための措置。Jリーグや各クラブが違反者に対する損害賠償請求を可能とする文言も加えられた。
Jリーグは今回の改定に合わせて「3つのフェアプレー宣言」を掲げ、中でも最重要と位置づける差別根絶など「ソーシャル・フェアプレー」浸透のため、研修の義務化なども決めた。