ソフトボール日本女子が全勝で世界選手権2連覇

 ソフトボール女子の世界選手権が8月15〜24日にオランダのハーレムで開催された。前回優勝の日本は決勝で米国と対戦。初回に3点を先制すると、エースの上野由岐子が米国打線を1点に抑え4−1で勝利を収め2大会連続3回目の優勝を果たした。

 日本は1次リーグA組初戦で、9月に韓国・仁川で行われるアジア大会でもライバルとなる中国と対戦。上野がノーヒットノーランを達成、4−0で快勝し勢いに乗った。その後もロシアに5−0、プエルトリコに9−2の6回コールド、ニュージーランドに9−0で5回コールド、カナダに4−0、キューバに9−0、チェコに7−0の6回コールドと圧倒的な強さを見せつけ7連勝で予選を突破。決勝トーナメントも豪州に4−0、米国に6−1。ファイナル(ゴールドメダルゲーム/決勝)で再度米国を破り、無敗で頂点に立った。

 日本が2008年北京五輪で金メダルに輝いた女子ソフトボールは、2012年ロンドン五輪では正式種目から外され、2016年リオ五輪でも復帰はならなかった。現在、2020年東京五輪での実施競技復帰を目指している。