NEWS HEADLINE　2014.8.15〜2014.8.28

豪雨による土砂崩れで死者多数

　8月19日深夜から20日未明にかけ、広島市を中心に局地的な豪雨となり、広島市の安佐（あさ）南区、安佐北区で土砂崩れや土石流が発生、多数の住宅がのみ込まれるなどした。28日までに72人の死亡が確認され、10人が行方不明となっている。短時間の大量降雨で「表層崩壊」が起きたとみられている。

（写真：ロイター/アフロ）

露・ウクライナ大統領が会談

　政府軍と親ロシア派武装勢力の戦闘が続くウクライナ東部の情勢をめぐり、同国のポロシェンコ大統領とロシアのプーチン大統領が8月26日、ベラルーシの首都ミンスクで直接会談を行い、ウクライナ東部での政府軍と親ロシア派武装勢力の紛争について協議。両首脳は、早期停戦への道筋を示すロードマップを作成することで合意した。しかしプーチン氏は会談後、紛争はウクライナの国内問題であり、「ロシアは停戦の具体的条件を協議する立場にない」と強調した。

ロシアのプーチン大統領、ベラルーシのルカシェンコ大統領、ウクライナのポロシェンコ大統領（左から）（写真：代表撮影/AP/アフロ)

あなたの周りにもいる!?

　ソーシャルメディアを通じて世界中に急速に広がった「アイスバケツチャレンジ」。
　海外ではマイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏、ブッシュ前米大統領、サッカーのブラジル代表のネイマール、日本でもソフトバンクの孫正義社長、iPS細胞の山中伸哉氏らが参加した。
　ちなみに米国では国務省、国防総省、下院が職員や軍人、議員に参加を禁じる通達を出した。日本でも北野たけし、タレントの武井壮、橋下徹大阪市長ら疑問を呈する人も多い。

チェルシーのモウリーニョ監督もアイスバケツチャレンジに挑戦（写真：Chelsea via AP/アフロ）

代ゼミ27校中20校閉鎖へ

　大手予備校「代々木ゼミナール」が全国27カ所にある校舎のうち20カ所を閉鎖することが8月25日発表された。背景には、少子化による市場縮小の懸念に加え、小中高校生を抱える大手学習塾との連携による「囲い込み競争」の激化がある。また代ゼミの得意分野である私立文系を志望する受験生が減少したことも大きかった。
　残るのは東京の本部校と造形学校、札幌、新潟、名古屋、大阪南、福岡の各校。27年3月までは現在の校舎での授業を継続する。