錦織効果 独占放送のWOWOWに加入申し込み殺到 関連株も上昇
全米オープンテニスの独占放送権を持つWOWOWには錦織がベスト8に残ったあたりから契約の問い合わせが急増。決勝進出が決まり、決勝戦の生中継が「世紀の一戦」と報道され始めると、7日朝から加入申し込みが増加。前年の全米オープン準決勝から決勝にかけての3日間と比べ、問い合わせは約20倍に上ったという。
また錦織の決勝進出を受け、8日の東京株式市場では関連銘柄への買い注文が殺到。WOWOWは、前週末比490円高の4880円と取引時間中の年初来高値を更新。その後も高値を維持し、310円高の4700円で取引を終えた。
スポーツ用品大手のヨネックスにも買い注文が殺到。午前は取引が成立せず、150円高の1080円と、値幅制限の上限のストップ高で終えた。
錦織が所属する日清食品ホールディングスやスポンサー契約を結ぶファーストリテイリングにも買いが集中。日清食品は、30円高の5720円で取引を終えた。ファーストリテイリングは、錦織のユニホーム完売などが伝わり、午前中に一時325円高の3万4360円をつけた。