ついに激突! 地球の支配者は猿か、人間か。
『猿の惑星:新世紀(ライジング)』

 なぜ、この星は猿のものとなったのか…。名作『猿の惑星』の前日譚を壮大なスケールで描いた大ヒットシリーズ第2弾がついに公開。

 本作は、前作から10年後を舞台に、森の奥で文明的なコロニーを築き、さらに勢力を拡大させていく猿たちと、わずかに生き残り荒れ果てた街の片隅で生きる人間たちとの対立の行方を描く。

 猿たちが“立ち上がった”瞬間までを描いた前作に続き、本作では猿VS人類のパワーバランスが完全に入れ替わっていく様を壮大なスケールで描いていく。本作ではいよいよ世界の“主役”を猿たちが担うことに。リーダーのシーザーをはじめ、人間を憎む猿の将軍やシーザーの妻と多感な息子など、前作以上にリアルな猿キャラクターが続々と登場し、人間のキャラクターと変わらぬ存在感を発揮。発展していく猿たちと衰退していく人間たちのドラマは、そら恐ろしくも興奮を呼び起こす。

 メガホンをとったのは『クローバーフィールド/HAKAISHA』やクロエ・グレース・モレッツ主演の『モールス』を手掛けたマット・リーヴス。主人公・シーザー役を文字通り全身で演じるのは『ロード・オブ・ザ・リング』3部作や『キング・コング』のアンディ・サーキス。モーションキャプチャーにより、数々のクリーチャーをリアルな動きで演じてきたサーキスだが、本作は前作以上のエモーショナルな身体演技で、観客を引き込んでいく。サーキスら猿役キャストの動きと、最新の映像技術により、リアルかつド迫力の猿のアクションも大きな見どころ。

STORY:高い知能と天性のリーダーシップを備えた猿のシーザーが仲間を率いて人類への反乱を起こしてから10年。勢力を拡大する猿と絶滅寸前の人間の対立はしだいに深まり…。
監督:マット・リーヴス 出演:アンディ・サーキス、ジェイソン・クラーク、ゲイリー・オールドマン、ケリー・ラッセル他/2時間11分/20世紀フォックス映画配給/9月19日よりTOHOシネマズ 日劇他にて公開 http://www.foxmovies-jp.com/saruwaku-r/ 2D/3D