11・3『K−1』本紙注目カードは「左右田vs木村」

『K-1 WORLD LEAGUE』(11月3日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で開催される「-65kg初代王座決定トーナメント」の出場全選手とトーナメントの組み合わせが22日発表された。

 1回戦は①「HIROYA vs マイケル“トマホーク”トンプソン」、②「左右田泰臣vs 木村“フィリップ”ミノル」、③「山崎秀晃vs ゲーオ・フェアテックス」、④「久保優太vs ラズ・セルキシアン」の4試合。準決勝は①の勝者vs②の勝者、③の勝者vs④の勝者で行われる。

 この日行われた会見にはトンプソンとセルキシアン以外の6人が登壇。それぞれ対戦相手の印象やトーナメントに向けての決意を語ったのだが、案の定、木村が早速、左右田に舌戦を仕掛ける。

 木村が「どう頑張ってもしょせんは左右田なんで、僕には敵わない。自分と戦ってこの世界で生きていくことをあきらめさせたい」と挑発するが、左右田は「この試合が盛り上がるように挑発してくれて、おつかれさまでした。用意してきたコメントを言われても響かないですし、気持ちはたぎりません」とクールに切り返し、一瞬漂った不穏な空気をクールダウン。しかし戦いはもう始まっているという印象だ。

 また日本人相手に11戦全勝のゲーオと戦う山崎は「ゲーオ選手と1回戦でバチバチにやれることに興奮している。この1回戦はK-1からもらったチャンスだと思うので、自分が全部持っていって、格闘技界をさらに盛り上げて、新しいK-1を盛り上げたい」と語った。