KEYWORDで見るニュース 2014.9.26〜2014.10.9
「懇ろ」やじ
「ねんごろ」と読む。民主党議員が7日の参院予算委員会で、答弁中の山谷えり子国家公安委員長に対し、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)関係者と「懇ろの関係じゃねえか」とやじを飛ばし、審議が一時中断した。8日になって野田国義参院議員が名乗り出て釈明した。「懇ろ」にはいくつか意味があるのだが、なかには男女の仲が親密であるとの意味もある。この発言に注目が集まり、肝心の山谷氏と在特会との関係についてはどうなったんでしょう!?
192安打
プロ野球ヤクルトの山田哲人内野手が6日のDeNA戦で4安打を放ち、今シーズンの安打数を192とした。これは昭和25年に阪神の藤村富美男選手が記録した191安打を越える日本選手の右打者の最多記録。この日の1打席目でセンター前ヒットを放つと、3、4打席に二塁打、ヒットであっさりと藤村の記録に並ぶ。迎えた8回裏の打席で左中間への逆転満塁ホームランを放ち新記録を達成した。
論文再提出
早稲田大は7日、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーに授与した博士号について、1年程度の猶予期間中に博士論文を修正しない場合は取り消すと発表した。STAP細胞の有無を検証中の小保方氏の博士号は当面維持されることになった。
小保方氏の指導教員で、博士論文審査の主査を務めた常田聡教授を停職1カ月、副査の武岡真司教授を訓戒の処分にした。鎌田薫総長は役職手当の20%、5カ月分を自主的に返上するとした。
鎌田総長は記者会見で「現在は訂正のための猶予期間だ。博士号には値しない」と話した。
前支局長在宅起訴
産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が書いた朴槿恵韓国大統領に関するコラムをめぐる問題で、ソウル中央地検は8日、加藤前支局長を「情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律」(情報通信網法)における名誉毀損で在宅起訴した。外国の記者に同法を適用して起訴するのは極めて異例。これに対し、韓国の外国メディアで構成する「ソウ外信記者クラブ」は8日夜、「メディアの自由な取材の権利を著しく侵害する余地がある点に深い憂慮を表する」などとする声明を発表した。ちなみに、前支局長が記事を引用した韓国の新聞社も、その記事を書いた記者も処罰されていない。