修斗 内藤が世界王座奪取、根津が環太平初防衛

 本紙の格闘コラム「格闘家イケメンファイル」に登場した内藤のび太と根津優太が9月27日、東京・後楽園ホールで開催されたプロフェッショナル修斗の公式戦に出場。内藤はメーンで行われた「世界フライ級チャンピオンシップ」で王者・室伏シンヤに挑戦し、5R4分57秒、チョークスリーパーで勝利を収め、新チャンピオンに輝いた。

 1、2Rは室伏のテクニックの前に防戦一方の内藤。背中に乗られ、チョークスリーパーを狙われる展開となったが、じっと辛抱。この攻防で室伏がスタミナをロス。3、4Rは逆に内藤があわや一本の場面も演出した。5Rも優勢に進めた内藤は残り3秒でチョークスリーパーを決め、世界王者に輝いた。

 環太平洋フェザー級王者の根津はセミファイナルで石橋佳太を相手に初防衛戦に臨んだ。打撃の根津vsグラウンドの石橋、という戦前の予想を覆し、石橋が打撃で勝負に出る。プランが狂った根津は強烈なフックを食らい、あわや秒殺KOのピンチを迎えたが、1Rをしのぐと2Rには得意のキックで反撃。最後はスタミナが切れた石橋にパウンドの連打を浴びせ2R4分57秒、KOで初防衛を果たした。