訪朝も交渉は長期戦の様相
2014.10.24〜2014.11.6 NEWS HEADLINE PHOTO OF THE WEEK
北朝鮮の特別調査委員会による拉致被害者らに関する再調査の現状を北朝鮮で直接、把握するための日本政府代表団は10月27日に平壌入り。28、29の両日に調査委の責任者らと会談した。遺骨や日本人配偶者といった拉致被害者以外の調査の進展を強調しようとする調査委に対し、代表団は「拉致問題が最重要だ」と繰り返した。代表団は30日夜、帰国し、団長を務めた外務省の伊原純一アジア大洋州局長らが首相公邸で安倍晋三首相らに報告した。7月初旬の再調査開始から4カ月たち、交渉は長期戦の様相を呈しつつある。