1・18「K−1−60kgトーナメント」卜部兄弟対決の可能性も
来年1月18日に国立代々木第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2015 〜−60kg初代王座決定トーナメント〜」の会見が18日、都内で開かれトーナメントに出場する8選手が発表された。
日本からは卜部弘嵩、山本真弘、卜部功也、島野浩太朗の4人、海外からはカリム・ベノーイ(アルジェリア)、トーマス・アダマンドポウロス(フランス)、ヨハネス・ウルフ(ドイツ)、ミハウ・“マトリックス”・クロリック(ポーランド)の4人が参戦する。
弘嵩と島野は「Krush.47」(13日、後楽園ホール)で「第4代Krush −60kg級王座決定戦」を戦い、弘嵩が判定で勝利を収め王座に就いたばかり。島野にとっては早々にリベンジのチャンスが与えられた格好だ。弘嵩は現在KrushとISKAの二冠王。ここで3本目のベルトを狙うことになる。
Krush復帰後やや精彩を欠いていた山本は「Krush.47」で青津潤平に快勝。IT’S SHOWTIME世界−61kg級王者で“60kg日本最強”に君臨し続けていたが8月に弘嵩に敗れており、最強の座を奪い返すチャンスでもある。また功也は決勝での兄弟対決を熱望するなど、この日は4人の思惑が絡み合っていた。
海外の4選手もIT’S SHOWTIME世界王座をはじめ数々のベルトを獲得したベノーイをはじめ強豪ぞろいで、前回の−65kgトーナメントを上回る激闘が期待される。