11月10日「無電柱化の日」記念日に制定
日本の無電柱化を応援する「〜上を向いて歩こう〜無電柱化民間プロジェクト」実行委員会は、11月10日を「無電柱化の日」記念日に制定、日本記念日協会から正式認定を受けたことを発表した。発表会見には、東京大学大学院教授で、同委員会の幹事長である松原隆一郎氏をはじめ、衆議議員で自民党無電柱化小委員会委員長の小池百合子氏、衆議院議員国土交通大臣・太田昭宏氏、東京都豊島区長高野之夫氏、衆議院議員宮内秀樹氏、元参議院議員で同委員会の理事・藤野公孝氏が登壇した。
同プロジェクトは、「景観・観光」、「安全・快適」、「防災」の観点から、電柱や電線を地下に埋めるなどすることで、道路上のそれらを撤去することを推進、またその意義を啓蒙するために発足。電柱に見立てた「1」を「0」にするという意味で、11月10日を「無電柱化の日」とした。
松原幹事長は「日本の無電柱化はほかの先進国に比べ遅れている。全国的に無電柱化を展開し、民間の立場からサポートしたい。今後は公式ホームページやフェイスブック等で情報を公開するほか、ニコニコ動画に公式チャンネルを開設するなどし、このプロジェクトを広めていきたい」と挨拶。小池百合子衆議院議員は「国、都道府県、省庁をあげて国民の意識を高めていきたい。私はクールビズでネクタイを取りましたので、電信柱も引っこ抜いていきたいと思います」と話し、会場を笑わせた。