パナソニック 乾電池 エボルタ 総重量約1tの有人電車が秋田の廃線約8.5kmを走破

チャレンジ成功!!

 これまで乾電池「エボルタ」のパワーを実証するイベントを数々行ってきたパナソニックが11月2日、「エボルタ電池鉄道 廃線1日復活チャレンジ」を秋田県大館市で開催した。

 今回は単1形の乾電池エボルタ99本を動力源に、総重量約1tのオリジナル電車を動かそうというもの。

 電車の大きさは幅約1.6m、高さ約2.2m、長さ約4.1m。12時45分に旧雪沢温泉駅付近を出発し、大館市内の小学校の児童計34名を交代で乗せて、廃線で抵抗の多い線路にも関わらず、スムーズな走りを見せる。沿線に集まった地域の住民や児童の声援の中、約2時間後の14時45分ごろ、懐かしい制服姿の職員が待つ御成町踏切付近のゴールに到着した。

 舞台となった旧小坂鉄道は、秋田県大館市と小坂町を結ぶ鉄道線路で1994年に旅客営業を廃止し、貨物専業の鉄道となったが2009年に全線が廃止となり約100年の歴史に幕を閉じている。

 関係者は「今の子供たちもほとんどは、この線路に電車が走っている姿を見たことがない。今回のイベントを通じて、子供たちが地域の歴史について考えたり、感じるきっかけになれば」と語った。

 詳しくは、http://panasonic.jp/battery/drycell/evolta/challenge/2014/