「リスペクトする」ということ。宇多田ヒカルのうた −13組の音楽家による13の解釈について−
宇多田ヒカルのデビュー15周年を記念するアルバム第2弾。第一線で活躍する13組の著名アーティストに宇多田の楽曲を自由に表現してもらうというものだ。参加しているのは、井上陽水、椎名林檎、岡村靖幸、浜崎あゆみ、ハナレグミ、AI、吉井和哉、LOVE PSYCHEDELICO、加藤ミリヤ、大橋トリオ、tofubeats with BONNIE PINK、KIRINJI、そしてJimmy Jam & Terry Lewis feat. Peabo Brysonと、それぞれ世代もジャンルも、さらには国境も超えて、バラエティーに富んだメンバー。先行配信中の『SAKURAドロップス』(井上)、『Letters』(椎名)、『FINAL DISTANCE』(AI)、『Keep Tryin’』(KIRINJI)の4曲も4者4様で、それぞれ宇多田の楽曲に新たな側面を加えた仕上がりになっていて、宇多田の楽曲はもちろん、それぞれのアーティストの魅力も引き出している。何度でも聞きたいアルバムだ。
[J-POP ALBUM]ユニバーサルミュージック 12月9日(火)発売 3000円(税別)