「振り切っておバカを演じた衝撃作です(笑)」町田啓太

「うさぎドロップ』の宇仁田ゆみの大人気コミック「スキマスキ」が映画化。隙間に異常な愛着を感じるという主人公を、NHK連続テレビ小説「花子とアン」など、テレビや舞台で活躍中の劇団EXILE町田啓太が演じる。カーテンの隙間を除くことで見える隣人の隙だらけの私生活。それを観察することを日課としている、危ない(?)おバカという、これまでにない役柄に挑戦している。

「主人公のヘイサクは、バカっぽく、振り幅の大きな役だったので、そこを思い切り弾けて、自分の持っているものとリンクさせながら作っていきました。監督からはとにかくバカに、バカにと言われました(笑)。そこに、僕自身のヘイサク像を重ねて勝負していけばいいと言っていただいたので、僕の中の抜けているところやバカっぽさ、あとピュアだったころの思いを広げていこうと。もちろん、今でもピュアな部分はありますが(笑)」

 今までの町田のイメージを覆すような役だが。

「そうですね。衣装にしても、これまで着たことがないような、ぶっ飛んだものでしたから(笑)。でもその違和感のおかげで、逆に毎回ヘイサクになることができた。またこんなにガッツリとバカをやったのも初めてですし、ベッドシーンもなかなかだったので、ファンの方にはちょっと衝撃かも…。ちょっと変わった恋愛エンターテインメントではありますが、男女両方の目線からも楽しめるし、自分に投影して見られる方もいると思います。僕も少年から青年になったぐらいの成長はできたと思いますので、多くの方に見てほしいですね」

 劇団EXILEのメンバーも共演

「同じ劇団の八木将康くんも共演しているので、すごく心強かったし救われました。ほかのメンバーにも見てほしいけど、ネタにされるか、ニタニタされそう(笑)。一番ニタニタしそうなの? 青柳さんか鈴木のどちらかですね(笑)」
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『スキマスキ』
2月7日(土)シネマート六本木・心斎橋にて公開
【公式HP】http://sukima-suki.comhttp://sukima-suki.com
©2015 宇仁田ゆみ・小学館/「スキマスキ」製作委員会