『ソロモンの偽証 前篇・事件』 試写会に10組20名 

【日時】2月19日(木) 18時30分〜【会場】よみうりホール(有楽町)

 クリスマスの朝、校庭に転落死した男子生徒。その死は自殺か、殺人か…。宮部みゆきの最高傑作とうたわれるミステリー長編を『八日目の蟬』で日本アカデミー賞を総なめにした成島出監督が前後篇2部作で完全映画化。

 クリスマスの朝、雪が積もる校庭で、1人の男子生徒の遺体が発見される。警察は自殺による転落死と判断するが、殺人の目撃者を名乗る告発状が学校に届く。しかも告発された容疑者はクラスメートだった。過熱するマスコミ報道、無力な学校と親、新たな殺人計画、そして犠牲者が一人、また一人。もう、大人たちに任せておけない。隠された真実を暴くため、学校内裁判が開廷される。何が真実で何が嘘なのか。生徒たちによる裁判の果てに、彼らがたどり着いた真実とは…。

 生徒役には、1万人にも及ぶ候補者の中からオーディションで選び抜かれた新鋭33人。一寸先も読めない緊迫感を見事に作り出した。佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木華、尾野真千子ら日本映画界が誇る豪華俳優陣が脇を固める。

〈前篇・事件〉は3月7日より全国公開。〈後篇・裁判〉は4月11日より全国公開。