東京マラソン 22日号砲 ! 初マラソンの東洋大・服部勇馬に熱視線
東京を象徴するイベントとなった東京マラソンが22日に行われる。
トップアスリートから一般参加者までさまざまなランナーが参加するなかで、熱い視線を集めているのが、初マラソンに挑む服部勇馬(東洋大)だ。今年の箱根駅伝で積極的な走りを見せた服部が、東京でどんな走りを見せてくれるのか注目だ。男子では、2011年のボストンマラソンで非公式ながら2時間3分02秒という記録を打ち立てたケニアのジョフリー・ムタイのほかロンドン五輪の優勝者スティーブン・キプロティチ、昨年の本大会の優勝者ディクソン・チュンバが参戦。国内からも藤原新(ミキハウス)、松村康平(三菱重工長崎)、今井正人(トヨタ自動車九州)、佐藤悠基(日清食品グループ)と有力選手が顔を揃える。昨年の大会ではマラソン男子のコースレコードも2時間5分台に達した。今年もよりレベルアップした大会が予想される。
大会の盛り上がりとともに、警備体制も強化。昨年はボストンマラソンでの爆弾テロを受けて警備にあたる警察官を増やしたり、救急救護でもテロを想定した訓練も実施した。今年は新たにランニングポリスを導入。小型カメラを付けた警察官がランナーたちとともにコースを走り、不審者や事故などに目を光らせる。