今週の一言 & 究極の一言 2015.2.6〜2015.2.19
宮崎駿さんが仏政治週刊紙「シャルリー・エブド」の風刺画問題について「異質の文明に対して、崇拝しているものをカリカチュア(風刺画)の対象にするのは、僕は間違いだと思う。やめたほうがいい」(16日放送のTBSラジオ「荒川強啓デイ・キャッチ!」で)
→正論。表現の自由とかいう次元じゃない。
藤本正人所沢市長が小中学校へのエアコン設置の是非を問う住民投票で、賛成票が過半数となったことを受け「財政配分も考慮しながら慎重に考える」(16日、市役所での会見で)
→今年の夏までには間に合わせてあげたいけどな。
NHK語学番組のレギュラーとなった壇蜜が「Eテレの景観を損ねないように善処したい」(13日、発表会見で)
→どんどんやっちゃってください。
なでしこジャパンの佐々木則夫監督がアルガルベカップに向けた代表メンバーから澤が外れたことについて問われ「一人の選手についてコメントするのはフェアではないので、ここでは控えさせて頂きたい」(13日、会見で)
→分かるけど気になる。
「イスラム国」のウェブ版英字機関誌「ダビク」が日本人の人質殺害について「傲慢な日本政府に恥をかかせるのが目的だった」「日本の標的としての優先順は低かったが、今や、あらゆる場所で標的になる」(最新号で)
→そんなに恥にはなってないような気もするんだけど、標的になるのは困るな。
お笑いコンビ・千鳥のノブが「ラッスンゴレライ」でブレイク中の8.6秒バズーカーに「売れるのに便乗させてくれ!」(12日、『大阪よしもと漫才博覧会』開催発表会見で)
→芸人の鑑、ということでいいんですよね。
新潟市のフリーカメラマン、杉本祐一さんが外務省から旅券の返納命令を受けたことについて「旅券を失うことは、フリーカメラマンの仕事を失うことであり、私の人生そのものが否定されることだ」(12日、有楽町の日本外国特派員協会での記者会見で)
→まあいろんな意味でタイミングが悪い話だな。
NHKの籾井勝人会長が18日、民主党の総務・内閣部門会議に出席し袋叩きにあった。
会議は冒頭から荒れた。階猛衆院議員は籾井氏が昨年、理事全員に日付のない辞表の提出を求めた件について「一般社会ではよくあること」と述べたことを、「間違った事実を発信した」と追及。すると籾井氏は「皆無ではない」とさりげなく言い換えるが、そこを突っ込まれ「言葉尻をとらえないでください」とやや逆切れ気味。反論する中で国会での発言を「わたしが場外で何を言ったとか…」とついつい言ってしまい、「国会は場外なのか?」と突っ込まれてしまう始末。
慰安婦報道に関しては「外交問題に発展する恐れがあるので、よく考えて扱っていかなければならないとの認識だ」と説明し、「政府の言うことを聞くのではない。慎重に検討しなければいけないというのが真意だ」と強調した。
後藤祐一衆院議員が村山富市首相談話を公的見解と考えるかどうかを質問すると籾井氏は「今のところいい」と猶予をつけて回答し反発を受けてしまう。なんのためにここで一言付け加えてしまうのかは理解に苦しむところ。
揚げ句、昨年1月25日の記者会見での発言について「着任したその日に記者会見がセットされて、私としては無謀だったと思う。NHKのことを何も知らないんですから」と発言した。