EXILE 白濱亜嵐 & 佐藤大樹 INTERVIEW

3月25日に3年ぶりとなるオリジナル・アルバム『19 ―Road to AMAZING WORLD―』をリリースするEXILE。2014年、新たに5人のメンバーを加え始動した第四章・新生EXILEの初となるアルバムでもある。また、同アルバムを引っさげ、秋からはライブツアー「AMAZING WORLD」もスタート! 新メンバーとして加入した白濱亜嵐と佐藤大樹が現在の思いを語る。
撮影・蔦野裕
今の僕の目標は、EXILE魂を持ったパフォーマンスとEXILEらしい態度を追求し、真のEXILEになることです(亜嵐)

一木「2人は昨年の『EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION』で選ばれ、パフォーマーとしてEXILEに加入したわけですが、夢が実現した瞬間から、現在に至るまでの思いを教えて下さい」

佐藤大樹(以下、大)「僕がEXPGの生徒だった時から、HIROさんがずっとおっしゃっていた“夢は努力し続けたら必ず叶う”ということが、本当だったんだなと思いました。今はHIROさんのおっしゃる通りだったと身をもって実感しているところです」
白濱亜嵐(以下、亜)「僕は最初、大樹と同じEXPGの生徒で、そこから劇団EXILEに入って、そのあとGENERATIONSに入り、EXILEと、いろいろな過程を経ての加入でした。その中で、もちろんEXILEになりたいという思いはずっとありましたし、EXILEに対する思いは一貫してブレていないという自信があります。ですから、EXILEとして活動させていただいている今でも、その思いは常に持ち続けていたいと思っています。僕がEXILEを見てダンスを始めたように、僕のことをみてダンスを始めるような子供たちが出てきたらいいなと、EXILEに入ってみて、より強く感じています」

一木「3月25日にリリースされるニューアルバムが、新生EXILEとしての初のアルバムとなると思うのですが、アルバム作りはいかがでしたか」

亜「今回のアルバムには、僕らが加入する前からの楽曲なども入っていますし、ドキュメンタリーも第三章から第四章に移り変わる内容になっています。ですので、僕自身は半分は自分たちのアルバムだなという感じもしてますし、もう半分はこれまで見てきた先輩方の姿を感じられるアルバムだと思っています。そういう意味で、僕自身は主観的にも見られるし、客観的にも見られるアルバムだと思います」
大「僕はレコーディングにも立ち合わせていただいたことが印象深いです。新生EXILE第四章、一発目の『NEW HORIZON(ニュー・ホライズン)』と『BELIEVE IN YOURSELF(ビリーブ・イン・ユアセルフ)』のレコーディングです。ちょうどその『BELIEVE IN YOURSELF』の時が、新しいアルバムの収録曲が全部撮り終わった日で、そういう日に立ち会うことができ、不思議な感じがしました。自分たちの初めてのアルバムができる過程の最後にその場にいられたことはとても貴重な体験になりました」

一木「新しいアルバムの中で、聞いた人が元気になれる曲、または自分たちがポジティブになれるお気に入りの曲はありますか」

大「『BELIEVE IN YOURSELF』です。曲調もですが、テーマが“Take it easy”って言って、“気軽にいこうぜ”という意味の前向きになれる曲です。また、それを表現するのに、ミュージックビデオも、自分たちのスマートフォンでお互いを撮りあったり、自分の姿を撮ったりしているので、ファンの皆さんに楽しんでいただけるのではないかと思います。今まで見せなかったEXILEのメンバーが見られる曲ですので、聞いていてもそうですし、映像を見ていてもすごく気持ちが乗ってくる曲です」
亜「僕は『DANCE INTO FANTASY(ダンス・イントゥ・ファンタジー)』。今回のアルバムに新たに収録した新曲なんですけど、ボーカルが歌っている楽曲なのに、ミュージックビデオには、パフォーマーだけが出るという新しい挑戦をさせていただいた楽曲です。それは、EXILE第四章としての新しいEXILEのパフォーマンスの見せ方になっていると感じますね。わかりやすく言うと、第二章の時の『SUPER SHINE(スーパーシャイン)』の現代版じゃないですけど、そういうテイストで作られていて、本当にEXILEのダンスの歴史を僕自身が感じることができました。タイトル通り、素敵な踊りが詰まったミュージックビデオにもなっているので、楽しんでいただけるんじゃないかと思います」

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