大竹しのぶと三浦春馬が初共演!! テネシー・ウィリアムズの問題作に挑む

通訳がカメラマンとなって、演出のブリーンを中心にパチリ
 演出を手がけるのは現在イギリスで活躍中の新進気鋭の演出家フィリップ・ブリーン。シアターコクーンでは「オンレパートリー公演」という形で、これまで多くの海外の演出家を起用してきたのだが、ブリーンは初めての英国人演出家となる。

 大竹と三浦の初共演など話題の多い公演とあって大勢の報道陣が駆けつけた会見にブリーンは「こんなに大勢の取材陣が集まる製作発表はイギリスでも経験したことがない」と驚きの表情。フォトセッションに移る合間には出演者と記念写真を撮る一幕も。作品については「この作品はイギリスやアメリカでも頻繁に上演される作品ではなく、『欲望という名の電車』や『ガラスの動物園』に比べてもあまり知られていない作品。でもウィリアムズの作品の中でも素晴らしい戯曲ですし、豊かな洞察を持って、愛や人生の経験といったものが描かれた作品。主人公のレイディはウィリアムズが戯曲の中で書いた登場人物の中でも繊細でいろいろなニュアンスを持った素晴らしい人物。そういった人物を素晴らしい俳優の力を借りて作品の中で再現し、作品を作っていくことに非常に楽しみな気持ちを持っている」と語った。

 5月31日までBunkamuraシアターコクーンで上演され、6月6~14日まで大阪の森ノ宮ピロティホールで上演される。
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