『グローリー/明日への行進』試写会に15組30名
【日時】6月10日(水) 18時30分〜【会場】ニッショーホール(虎ノ門)
今からちょうど50年前の1965年。マーティン・ルーサー・キング・Jr=キング牧師を先頭に、黒人の選挙権を求め、セルマからモンゴメリへのデモ行進が行われた。彼の志に集まったのはおよそ2万5000人。黒人も白人もともに歩んだこの大行進は、時代を大きく変えることになる…。
アメリカの人種差別撤廃に多大な貢献を果たしたキング牧師の、歴史的な大行進を描く感動作。本年度アカデミー賞でも作品賞にノミネートされ、主題歌賞を受賞した。キング牧師役に『大統領の執事の涙』で注目を集めたデヴィッド・オイェロウォ。他、『フル・モンティ』の熟練俳優トム・ウィルキンソン、『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』の演技派ティム・ロス、名司会者としても知られるオプラ・ウィンフリーらが出演。
1965年3月7日。黒人の選挙権を求める525人がキング牧師とともにアラバマ州セルマで立ち上がった。彼らは非暴力を貫きデモ行進を行うが、白人知事率いる州警察の暴力的鎮圧に、わずか6ブロックで妨げられてしまう。しかし“血の日曜日事件”として全米のメディアで伝えらたその映像が、人種を超えて全国の同士たちの心に火をつける。2週間後、再び抗議デモが計画。参加者は日々増え続け、やがてその数は2万5000人に膨れ上がる。その大行進は、ジョンソン大統領までを巻き込み、世論を、そして世界をも突き動かしていく…。
父として、人間として、悩みながらも差別と戦い続けたキング牧師。世界を動かし時代を変えた、彼の揺るぎない思いとは。
6月19日よりTOHOシネマズ シャンテ他にて公開。