『チャイルド44 森に消えた子供たち』試写会に15組30名

【日時】6月23日(火) 18時30分〜【会場】よみうりホール(有楽町)

 2009年度版〈このミステリーがすごい!〉海外編で第1位を獲得した、トム・ロブ・スミス原作のミステリー小説を、名匠リドリー・スコット制作で映画化! 子供を狙った連続殺人事件を追う秘密警察の捜査官と、彼を待ち受ける恐るべき陰謀をスリリングに描く。原作は、イギリスでは英国推理作家協会のイアン・フレミング・スティール・ダガー賞を受賞し、その年の最も優れたスパイ・冒険・スリラー小説に認定。かたやロシアでは発禁本となっているという作品。

 国家への忠誠を翻してでも事件の真相に迫ろうとする主人公・レオ役に『ダークナイト ライジング』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の人気俳優トム・ハーディ。妻・ライーサ役に『プロメテウス』のノオミ・ラパス。レオに協力するネステロフ役に『裏切りのサーカス』のゲイリー・オールドマン。監督は『デンジャラス・ラン』のダニエル・エスピノーザ。

 1953年、スターリン政権下のソ連で、子供たちの変死体が次々と発見される。年齢は9歳から14歳。現場は山間の線路沿いにも関わらず死因はいずれも溺死。しかも遺体は全裸で、胃は摘出されていた。ところが“殺人は国家が掲げる思想に反する”ため、すべて事故死として処理される。秘密警察の捜査官・レオは、親友の息子の死をきっかけに事件解明に乗り出すが、捜査が進むほどに国家に行く手を阻まれ、ついには愛する妻にも不当なスパイ容疑がかけられてしまう。真実が容易に歪められるこの国で、レオは真犯人にたどり着けるのか…?

 7月3日(金)よりTOHOシネマズ みゆき他にて全国公開。