上限5000万円の製作費を援助。TSUTAYA「優れた映像クリエイター求む!」
カルチュア・コンビニエンス・クラブグループで出版、映像、音楽制作・企画等エンタメ事情を展開するカルチュア・エンタテインメントと、同グループのネット事業を統括するT-MEDIAホールディングスが16日、新事業「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」に関する記者発表を行った。同プログラムは、さまざまなエンターテインメントコンテンツを創り出すクリエイターを発掘し、製作からレンタル・販売までを総合的に支援することを目的としており、第1弾として「映像クリエイター発掘」を開始した。
今回は「本当に観たい映像作品企画」と題し、「良質な映画企画=名作のタネ」(映像化可能な企画書)を募集。60分以上の長編の実写化映像の企画であれば、プロ・アマ、年齢、性別、国籍、学歴は一切不問。個人に限らず、チーム・プロジェクトなど団体での応募も可能だ。応募作品の中から最終審査会でグランプリ1作品、準グランプリ2作品の合計3作品を選出し、作品完成のための資金・製作体制をバックアップ、また各作品に上限5000万円の製作費を準備するという。さらに、副賞として最大Tポイント50万ポイントとTSUTAYA DISCAS1年間無料権が進呈される。また、完成した作品は、全国のTSUTAYAをはじめ、「TSUTAYA DISCAS」や「TSUTAYA TV」での独占レンタルを展開するなど、新しい才能を全面バックアップしていく。
発表会に登壇した、カルチュア・エンタテインメントの代表取締役社長・中西一雄氏は「製作から視聴までオールバックアップすることで、将来の日本映画界を担う新しい才能を発掘したい。クリエイターが、自分たちの思いを込めた情熱のこもった作品の応募を待っています」と新事業と新しいクリエイター発掘に期待を込めて挨拶した。
なお、審査は、日本を代表する映画監督・プロデューサーも参加して行われるという。募集期間は8月16日(日)まで。詳しくは、「ツタヤクリエイターズプログラム」(http://top.tsite.jp/special/tcp2015)で。