今日も食べ過ぎ東京グルメ探偵 魚旬 浜松町店(大門)
おいしいものがあると聞けば、調査に行かずにはいられない「東京グルメ探偵」。メタボを気にしつつも食べ過ぎてしまうのがたまにキズ。さて、今日のタレコミは…?
仲買の魚屋による、天然地魚貝の専門店ができたというタレコミが舞い込んできたので早速調査開始! 大門駅から3分ほど行くと、そこには魚屋が。店内にテーブルも数個あるけど…ここ?と思っていると、2階、3階が料理屋とのこと。ちなみに、1階で売っている魚は、家に帰ってすぐ食べられるように、刺し身、煮付け、焼き魚など無料で調理してくれるそう。そして5時からは、それらの新鮮な魚を料理屋で食べられるっていうワケ。納得。
2階に上がると、会社帰りのお父さんたちで満席。無理やり相席させていただき、とりあえず「お刺身盛り合わせ 本日の5種盛り」をオーダー。運ばれてきたのは、島根県浜田の活〆鶏魚、石川県奥能登赤崎の真鯛、石川県奥能登狼煙の鱸、京都府丹後宮津の平政、そして石川県能登福浦のがす海老。ひーーー、初夏の北陸の旨いもの大集合じゃー。それらを北陸の魚にある甘い金沢のヤマト醤油でいただく。これがね、新鮮なのよ、当然。鱸や真鯛は歯ごたえがあり、海老はプリンプリン。平政はコリっとした中にも脂が適度に乗っている。鶏魚はその名の通り、ちょっとお肉っぽくて超美味! お刺し身には目がない探偵もこのクオリティーの高さ、そしてリーズナブルなお値段に、思わず大門に引っ越しそうになったわ。
そして北陸といえばコレ「喉黒の姿焼き」。ドーンと1匹焼かれた喉黒ちゃんは、脂がノリノリで、ぷるぷる。赤ちゃんのほっぺみたい〜! 塩加減も絶妙で、こんな旨い喉黒にお目にかかるのは初めてだ。初めまして、喉さん。今後ともよろしくね。かなり大きなサイズの喉黒がなんとここでは、3200円! これ、銀座なら1万円はしますぜ、奥さん。いや、これマジ。その後、「馬面剥の姿煮」をいただき、珍しい「黒藻もずくのしゃぶしゃぶ」をいただく。昆布と喜知次の姿出汁にネギ、しょうが、にんじん、大根、水菜を入れて、煮立ったらもずくを15秒ほどしゃぶしゃぶ。その後、先に入れていた野菜と一緒にポン酢で食べるのだが、このもずくがコリコリ、サクサクとしていて、今までに食べたことがない新食感。磯の香りと噛めば噛むほど出てくる海の幸の味に探偵KO寸前。いや〜、ごちそうさまでした! 北陸の新鮮な魚貝を味わえる店に認定!
【住所】港区芝大門2-5-11 村田ビル1〜3F【TEL】03-5733-5203【営業時間】魚屋 13〜17時、居酒屋 17〜23時【定休日】日祝日