「頼りがいがある」本木雅弘、初共演の江口洋介を絶賛

 映画『天空の蜂』の完成報告会見が22日、都内にて行われ、俳優の江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛、堤幸彦監督が登壇した。

 本作は、人気作家・東野圭吾が1995年に発表した同名小説の映画化。最新鋭の巨大ヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所に墜落させようとするテロとの攻防を描く。
「危機感のある、非常に面白い映画ができました」と主演の江口が胸を張り、堤監督も「自分で作って自分でビックリしました」と語る自信作。完成作を見た原作者・東野から寄せられた「執筆中に思い描いていた以上の映像だった」というコメントに、一同うれしそうな笑顔を見せた。

 意外にも本作で初共演を果たしたという江口と本木。江口は「本木さんの作品の選び方に感銘を受けていて共演がとても楽しみでした。男同士のぶつかり合いを、ブロックを積み重ねていくようにして芝居を作り上げていった。毎日、撮影が楽しかった」と振り返ると、本木も「江口さんは情熱的な、自分は陰湿な役どころで、ぴったりな当たり役だったと思う(笑)」と語り「僕の方が年下に見えるでしょ、でも江口さんのほうが少し年下なんですよね。都内で冠水被害が発生したとき、江口さんは撮影の合間に電話で家族にテキパキと指示をしていた。さすが元サーファーは頼りがいがあると思いました」と、称えていた。

 映画『天空の蜂』は9月12日全国公開。