大谷ノブ彦 カタリマス!(裏) 第46回 今年の夏フェス、DJ ダイノジはちょっと違う…かも?
3連休も終わり夏休みシーズンに入りました。それと一緒に、各地で夏フェスも始まってます。ダイノジ20周年っていうのもあるし、僕もたくさんの夏フェスに出演させていただきます。
その一発目となったのが20日に台場であった『アフロの変フェス』。僕とレキシの池ちゃんでやってるフジテレビ『アフロの変』(毎週木曜25時25分〜)の公開収録だったんですけど、これが本当にいいイベントだったんですよ。
何が良かったかっていうと、それはいろいろあるんだけど、℃-uteですね。よっぴー(ニッポン放送の吉田尚記アナウンサー)が言ってたんだけど、℃-uteってさ、変わった振りつけっていうか、最初見た人は笑っちゃうような感じがあるんですよ。でもそれが、だんだんカッコよく見えてきてスタンダードになって、そしてライブの鉄板曲になっちゃう。それが本当のポップスなんだって。変なものとしてインパクトを与えていたものが大衆化する。2000人が彼女たちを平等に楽しんでいる……変なものを愛すっていうか、これもいいじゃんって言い合うようなフェスだったんです。それと、℃-uteのファンがどんなグループのパフォーマンスでもすごい盛り上がっていたのにもグッときました。骨折した足を引きずりながらステージを降りて、一緒になってオイコールをしたり、ハイタッチしたりして。℃-uteのファンで良かったって思いましたね。
ちなみに、このイベントではギターまで弾いちゃいました。かじった程度ですけど高校時代にバンドでギターをやってたんですけどね、その日はとにかく練習して臨みました。池ちゃんがしないっていうんでリハーサルもしなかったので、見てくれた人は、それもまた「変なもの」として楽しんでくれたんじゃないかなって思いたいです。
変だけどいいじゃない、みんな違っていいじゃない。それって、このイベントや番組だけじゃなくて、これから自分がいろいろやっていくなかでのテーマ、人生のテーマでもあります。受けること、盛り上がることばかり考えてやってきたけど、そうじゃなくて、いい曲さえかけていれば俺たちは大丈夫。変なDJでいいじゃないって思うんですよ。
夏フェスシーズンも本番。DJダイノジも、ロック・イン・ジャパン・フェスティバル、サマーソニック、そして秋のマグロックやフジソニックまでたくさんのフェスに出演します。これまでのDJダイノジを知っていてくれる人がいたら、これまでとはちょっと違う?って感じてもらえるかもしれないですね。