サッカー東アジアカップ ハリルジャパン23人発表
日本サッカー協会は23日、都内のJFAハウスで会見を開き、8月1日から中国・武漢で開催される「東アジアカップ2015」に参加する代表メンバー23人を発表した。
今大会は国際Aマッチデーではないため、海外組の招集はなく、国内組での構成となった。
今回もヴァイッド・ハリルホジッチ監督がスクリーンを使い一人ひとり選出理由を述べながらの発表。
初選出はDF米倉恒貴(G大阪)、遠藤航(湘南)、MF武藤雄樹(浦和)、FW倉田秋(G大阪)の4人。
今回は事前に50人の予備登録リストを発表していたのだが、そのうち11人が怪我をしたことについて監督は「20%はちょっと多い。なぜ、こんなにも怪我が起きてしまったのか」とフィジカル面での問題に不満げな表情を見せた。そんななかでも故障中の柴崎、太田が「怪我をしていても向こうでプレーしたい」と言っていることに触れ「このような選手の気持ちは大事」と語った。
会見では6月に行われたW杯アジア2次予選でシンガポール戦で圧倒的に攻め続けながら0−0に終わったことから「A代表でしっかり得点できる選手を見つけること」が急務であることを繰り返した。
また、29日までJリーグがあり、大会に向けての十分な練習時間を取れないことを問題点として提起したものの、「トレーニングができないこと、(現地の)グラウンドが悪いことは試合後には言い訳にはしない」とし「大事なのは結果。できればカップを持って帰りたい」と優勝を目標に掲げた。