バーベキューの季節がやって来た!part 2
夏といえば汗をダラダラかいて川辺や公園などでBBQが定番だが、BBQは準備と後片付けが大変。しかし最近の都会派BBQは手ぶらが常識。会社帰りに何も持たずに気軽にBBQが楽しめるスポットをご紹介!
【新宿】新宿のど真ん中のビルでBBQ
わらやき屋
豪快な火柱を上げてかつおの藁焼きをすることで有名な「わらやき屋」が、新宿のビルの屋上にオープン。12~20名向けの貸し切りビアテラスでは、3時間飲み放題付きで、名物「かつおの塩たたき」も入ったわらやき屋の肉皿鉢BBQプランが人気。歌舞伎町の夜景や新名所の新宿東宝ビルの実物大のゴジラヘッドを眺めながら、土佐料理が堪能できる。
【住所】新宿区新宿3-15-11 アドホック新宿ビル8F【TEL】03-5362-3137【営業時間】17~23時30分、金・土・祝前日~翌5時、日・祝日~23時【料金】わらやき屋の肉皿鉢BBQプラン(3h飲み放題つき)7000円(税別)
【大井競馬場前】競馬もイルミも楽しめる
TCKバーベキューガーデン
東京シティ競馬(以下、TCK)は、10月2日(金)までのTCK開催期間中、手ぶらでBBQが楽しめる「TCKバーベキューガーデン」をオープン。肉や海の幸が豊富に揃ったメニューは、「キッズプラン」からサーロインステーキ200gとシーフード3種がセットの「TOKYO TWINKLEプラン」までさまざまな種類から選ぶことができる。また、飲み放題プランも用意。仕事帰りに競馬とBBQをダブルで満喫できる。
【期間】10月2日(金)までのTCK開催日※実施日要確認【時間】17~20時30分【場所】大井競馬場内馬場特設会場【料金】大人3480円~、小学生1480円~、小学生未満無料/オールドリンク飲み放題1500円、ソフトドリンク飲み放題500円 ※ドリンクは単品でも購入可。料金はすべて税別【予約】TEL:0570-01-5382(10~17時)、WEB:http://digiq.jp/oikeiba/(前日までに要予約)
【銀座】料理人のいる魚屋の海鮮BBQ
海鮮炭焼BBQ 銀座ビアガーデン なぶら
銀座の海鮮居酒屋なぶらの4階に突如出現したビーチ。店内には1tもの砂が敷き詰められ、気分は海の家かアジアンリゾート。BBQメニューのメインは1階から3階までの居酒屋の料理人が毎朝築地で仕入れてくる新鮮な魚介類。車海老は生きたまま自分で串を刺し焼くなど、ワイルドな趣向も楽しい。さらにうれしいのが飲み放題。マイナス2℃の「アサヒスーパードライ エクストラゴールド」と「フリージングハイボール」は、これまたキンキンに冷えたビアカップに、セルフで注ぐことができるのだ。またコースメニューには海の家のカレーライスも。玉ねぎだけのシンプルな味だが、それが海の家で慣れ親しんだなつかしい味を思い出させてくれる。これに焼いた魚介をトッピングすればシーフードカレーに、また肉をトッピングすればビーフカレーとアレンジもできる。こちらはキャベツサラダ同様おかわり自由。ビーチサンダルも貸してくれるので、さらに海気分を味わいたい人はぜひ。夜になると目の前を走る首都高の車の音が波の音に聞こえてくるという人続出だとか。銀座の海辺で旨い魚のBBQはいかが。
【住所】中央区銀座7-2-15 4F【TEL】070-1266-8323【営業時間】17~翌4時(L.O.1時30分)【定休日】なし【料金】炭火焼コース(日替わり)3000円、2.5時間飲み放題2000円
【新橋】季節ごとにテーマが変わるBBQガーデン
デジキューBBQガーデン SHIMBASHI BBP
サラリーマンの聖地・新橋のど真ん中に新感覚のBBQスペースが登場。より旬なBBQを堪能できるように、季節ごとにテーマを設定し楽しむスタイル。 “夏を思いっきり楽しむ!おいしくて健康的なBBQ”をコンセプトに現在は、赤身のオージービーフを中心に、ヘルシーなきのこや野菜を提供。また、食材、飲料の持ち込みも可能なので、自分たち流のBBQも楽しめる。BBQでコミュニケーションが新橋のサラリーマンの新常識になるかも。秋以降もテーマを変えて継続する。
【住所】港区新橋1-1-13【問い合わせ】0570-01-5382(10~17時)【期間】9月16日まで【時間】10~22時【利用料金】大人2000円、小学生1000円(いずれも税別) ※利用料には機材、消耗品、調味料含む
テキサスBBQを語る!
バーベキューの盛んなテキサス州で人気№1のBBQレストラン「Louie Mueller Barbecue」オーナー、ウェイン・ミュラー氏が来日。日本初の伝統的なテキサススモークにこだわった工場を作ったThe Better Tableのグレイグ・ホワイト氏とテキサスバーベキューのデモンストレーションを行った。
アメリカではBBQは地域によって全く異なり、使用する肉もポークだったりビーフだったりするほか、肉の部位にもそれぞれこだわりがある。またBBQにかかせないソースや調理法にも違いがあり、テキサスはビーフが中心で、ソースは使わないドライタイプが主流。スパイスを練り込み、スモークして仕上げていく。またテキサスBBQは赤身肉を柔らかくジューシーに焼くのが特徴だ。「アメリカンBBQの歴史はアメリカの歴史そのもの」とミュラー氏。コロンブスが連れてきた豚を原住民の調理法で作ったBBQに対し、テキサスはメキシコ経由で入ってきたスペイン人たちが連れてきた牛を育てるようになったことがきっかけでテキサスBBQが確立されたなど、興味深いトークを展開。その後、デモンストレーションでテキサスBBQの実演が行われ、続いて試食会も。スパイスが効いていて、ほんのりスモーキーな香りのBBQにテキサスの歴史が見えた気がした。