WRESTLE-1がプロが指導するプロレスの専門学校を開校
プロレスリングの「WRESTLE-1」が3日、会見を開き、10月から「プロレス総合学院」を開校することを発表した。
これは文字通り、プロレス専門の学校。
武藤敬司が校長に就任。AKIRA、カズ・ハヤシ、近藤修司、大和ヒロシ、中之上靖文といったWRESTLE-1の現役プロレスラーが講師を務める。
16歳以上なら男女問わず誰でも応募可能で、約6カ月の指導を受けた後、最終テストに合格すると学院主催の卒業式イベントにてプロレスラーデビュー。その後も月1回程度の学院主催イベントへの出場も可能となっている。
また、卒業後は他団体の入門テストを受けたり、試合出場は本人の自由で、WRESTLE-1へ入団することもあるという。
授業の内容は基本的なプロレスに関するトレーニングはもちろん、レフェリー、リングアナ、リング設営や撤収作業など、プロレスに関わるさまざまな分野での知識や技術の習得が可能な内容になっている。
武藤校長によると、かつて同様の試みはあったのだが実現には至らなかったという。今回は念願だったプロレスラー養成学校がついに実現するとあって「高木CEOと組むことによって漠然としていたものが具体化した。これからプロレス界のためにもより多くの優秀な人材を育てていきたい」と語った。
5月に就任した高木三四郎CEOにとってもプロレスの専門学校は念願だったということで「こういうものはプロレスのレベルを上げていく上でも必要なのではないかと思っていた。コーチの皆さんも本当に経験豊富でさまざまなジャンルに精通している方々ばかり。本当に理想の良い形での学校ができたと自分では思っています」と語った。
舞台となるGENスポーツパレスはプロレスのリング、ウエイトトレーニング場、アマチュアレスリング用のマットなどあらゆる施設が整っており、“学校”としては申し分ない環境。
学費は入学金は10万円、月会費が5万円×6カ月でトータル40万円となっている。申し込みは9月7日の消印有効で受け付ける。