甲子園3連覇まであと2勝… 水野雄仁さん(野球解説者)
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徳島の池田高校で夏春連覇。阿波の金太郎といわれました。
「今年は高校野球100周年ということで、すごい取材でした。32年間取材がなかった年はないんですが、今年は特に多かったですね。我々は早実の荒木さんと戦って、勝って連覇した後に、桑田・清原のPL学園に敗れるんですけど、そのあたりは高校野球が異常な人気でした」
今年もいろいろなドラマが生まれました。
「高校野球だけは飽きないというか、好きでいてくれる方がたくさんいてくださる。日本の文化ですよね。世界中で高校野球がここまで盛り上がっている国は日本だけ。アメリカだって大学のバスケットくらいじゃないですか」
池田といえば、蔦監督。どんな思い出が?
「ウエートトレーニングや水分補給といったタブーといわれていたことに、チャレンジした監督でした」
解説者として今年のペナントは?
「パ・リーグはソフトバンクとオリックスの争いだと思ったんですが、オリックスがけが人もあってダントツの最下位。ソフトバンクにとっては楽勝ですね。今一番やりたい職業はソフトバンクの監督です。そんなこといったら工藤さんに怒られますけど…工藤さんの緻密な野球で勝ってる…とは誰も言っていません(笑)。誰がやっても勝てるだろうと言われてますが、でも、やった人じゃないと分からない監督1年目の苦労はある。工藤さんなりに大変さはあるんです」
そんな水野さんの元気の秘訣は?
「仕事終わりのビール1杯かな(笑)。ビールは1杯しか飲まないんですが、飲むと達成感はありますよね。そういうのが元気の源かなって思いますよね。解説でずっと喋っていると、すごく喉が渇くんです。集中しているので早く終わるんですが、終わって1杯飲む時は最高ですね」