ボブ・サップ話で大笑い 武蔵さん(元格闘家)
ラジオ番組『JAPAN MOVE UP』毎週土曜日21時30分〜 TOKYO FMで放送中!
K-1でデビューしたのが1995年。今から20年前のことです。デビュー戦のことは覚えている?
「覚えてますよ!! 9月に横浜アリーナでパトリック・スミスという当時K-1で活躍していた選手と試合をしました。前年の94年に、もう亡くなったアンディ・フグを1Rの14〜15秒くらいで秒殺した選手だったんです。もうビビることしかできなかったです。逃げられるものだったら逃げたいとずっと思っていました(笑)」
以降、ずっとヘビー級でやってきた。
「ボブ・サップなんて、日本に来た当初はホントにやばかったですね。身長が198センチあって、体重も170キロくらいあるんですよ。そしてムッキムキ。“ゴリラやん!!”って思いましたよ(笑)。カメラの前でパフォーマンスで火の通っていない肉を食べるんですよ。“やっぱこいつ人間ちゃうな”って思ったんですけど、後で冷静にうえーって吐いてました(笑)。そのとき“あ、こいつも人間だな”って思いました。自分を売り込むパフォーマンスは勉強になりました」
最近では時代劇に出演。俳優業も。
「チャレンジする心は持ち続けなければいけないと思っています。NHK-BSでやっている『一路』という番組。参勤交代のお話で、僕は家康公から賜った朱槍という巨大な槍を持つ役で出させていただいているんですけど、内山信二君となぜか兄弟の役なんです(笑)。面白いお話なので、ぜひ見てください」
そんな武蔵さんの元気の秘訣は?
「おいしいものを食べることかな。僕は釣りが好きなんですが、保育園くらいからよく釣りに連れていってもらって、小学生になったら一人で釣りに行っていました。もともと自然が大好きで、自然を相手に遊ぶのが好き。自然から元気をもらうことが多いかもしれません」