マイケル・ベイが手がける話題のTVドラマが日本上陸

 米ドラマ『ザ・ラストシップ』(BSフジ、毎週月曜午後11時、10月12日スタート)の試写会が4日、フジテレビで行われ、日本語吹き替え版で声の出演をする俳優の神尾佑らが出席した。

 ドラマは、『トランスフォーマー』や『アルマゲドン』のマイケル・ベイ監督がテレビドラマに進出、製作総指揮を務めた海洋アクション。迫力たっぷりのアクションシーンなど、見どころが満載のドラマで、本国アメリカでは放送がスタートすると共に大人気、すでにシーズン3の制作も決定しているという。

 日本語吹き替え版では、駆逐艦の艦長トム・チャンドラーを、俳優の神尾佑が担当。神尾は「(演じる役は)軍人のなかの軍人で、演じられることが光栄」とあいさつ。これまで、あまり声の出演の経験がないとし、「先輩方に胸を借りるつもりでやっている」と、話した。

 日本版のエンディングテーマは、ロックバンドのUNISON SQUARE GARDENが歌う『パンデミックサドンデス』。この日、バンドを代表して出席したボーカルの斎藤宏介は、「監督が『アルマゲドン』の方と聞いて、エアロスミスが浮かびました。ただ、あのスケール感は(自分たちでは)出せないので、得意なところで勝負していこうと思いました」。さらに、「バンドの持っている疾走感とかが(ドラマの)スケールの大きさ、ハラハラする感じを増幅させることができれば」と、話した。

 ドラマは、謎の伝染病によって人類の半数以上が死亡、政府を始め何もかもが崩壊寸前のなか、ウイルスから隔絶した世界にいた合衆国海軍駆逐艦ネイサン・ジェームスの乗組員たちが人類を救うために立ち上がるというストーリー。