女子バスケ五輪決める

 来年のリオデジャネイロ五輪予選を兼ねたバスケットボールのアジア選手権が中国の武漢で行われ、日本代表は5日の決勝で中国に85−50で勝利を収め、優勝を飾り、3大会ぶりの五輪出場を決めた。

 日本のバスケ界は昨年11月に国際連盟から「国際試合禁止」の処分を受けた。予定していた海外遠征ができなくなるなど、少なくない影響があったなかで、結果を出した。

 6日に行われた帰国会見で吉田主将は「バスケもここまでできると証明できた」と胸を張った。川淵三郎会長は「こうなったらケチなことを言うんじゃなくて、メダルを狙え。米国は強いが、あとは似たりよったり」と祝勝会で“厳命”した。