山口県周南市で「SHUNAN MOVE UP!」スタート
「日本を元気に!」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中の『JAPAN MOVE UP suppor
ted by TOKYO HEADLINE』。24日放送回では岡山に続き、「TOKYO MOVE UPプロジェクト」と連携する形でスタートした「SHUNAN MOVE UP!」の拠点となる山口県周南市で収録を実施。木村健一郎周南市市長と山口県出身の弘兼憲史さん(漫画家)をゲストに迎え、周南市の魅力や、周南市から日本を元気にするヒントなどを中心にトークを展開した。
今回の収録場所はJR徳山駅から徒歩30秒の絶好のロケーションにある和光ビル。昨年まで空き店舗となっていたこのビルはフルリノベーションされ、市民交流拠点および小規模商業複合施設に生まれ変わり、徳山駅周辺の中心市街地エリアの活性化の核として周南市民に期待されている。まさに、新たにスタートした「SHUNAN MOVE UP!」を発信する拠点にふさわしい場所といえるためか、冒頭から木村市長が興奮気味に周南市の魅力をアピール。
「周南市は、温暖な気候、風光明媚、2万数千の船が行き来する徳山湾、工場夜景、数多くの温泉、魅力をあげるとキリがないほど誇れるものが存在しています。
また、2市2町が12年前に合併し大きな面積の都市となりましたが、戦災の後、理想的な整備が行われた事もあり、非常にコンパクトな市街地を保っています。都会になる可能性を大いに秘めた地方都市であると認識しています」と力強く語った。
さらに、木村市長は街から3キロの市街地に徳山動物園があるなど、コンパクトシティーとしての周南市の魅力を引き続き語ると共に、地方創生を成功させるために、次世代の若者たちの活躍を後押しできるような市政を行っていきたいと話した。
一方、取材などで全国を巡る機会の多い弘兼氏は「各地でふぐを食べてきましたが、徳山湾のとらふぐが一番美味しい」と絶賛。ふぐの味を外国人に伝える事で観光客誘致のきっかけにするのも面白いのではないかと提案。日本食の魅力は観光立国を目指すうえでのキラーコンテンツであると語った。
そして2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに話が及ぶと、ゲストの2人は1964年の東京オリンピックをリアルタイムで経験している世代のため、「まさか、人生で二度目の日本開催を経験できるとは」と感慨深げ。
2人によるユーモアを交えながらのトークは終始盛り上がっていた。
今後「SHUNAN MOVE UP!プロジェクト」では、地方創生関連イベントの開催や周南市の魅力を市内外に再認識させる事を目的としたフリーペーパーSHUNAN MOVE UP!の発行も予定している。
まちづくりの拠点 和光ビル
周南市のまちづくり会社、まちあい徳山(河村啓太郎社長)が手がける和光ビルリノベーションプロジェクトでは、4階建て+屋上のある同ビルを1・2階は商業テナント、3・4階はオフィスとコワーキングスペース、屋上はビアガーデンなどもできるガーデンスペースとしての利用を予定。また、県外の企業によるゲーム・コンテンツビジネスの製造拠点の開設も見込んでおり、大学、専門学校とも連携を進めたいという。
和光ビルは平成26年12月まで和光徳山店として約40年にわたって市民に親しまれた建物。所有者は株式会社和光(和洋服販売、現在は店舗閉鎖)。
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